もち動物病院日記

梅雨入りしましたね。

ニュースによると、昭和26年に統計を取り始めてから、最も早い梅雨入りだそうです。

洗濯物は乾かないですし、散歩にもなかなか行けないですし、鬱陶しいですよね。

獣医になりたての20代のころ、雨の日が大好きでした。病院の来院数が減り、仕事に余裕ができるからです。肩にいつも力を入れて、緊張からの頭痛に悩みながら診察している若い獣医さんには、きっと激しく同意してもらえると思います。

今はそこまでの緊張や頭痛はないですが、雨の日は嫌いではありません。仕事に余裕ができるから、とういうよりも、屋根のある屋内にいれる有り難みを改めて感じられるからです。屋根があるから、このパソコンも起動できるし、診察も安全にできる。雨が降っていても降っていなくても、同じように、変わらず。空から降ってくるのが爆弾だったら怖いですが、雨ですから、まあ大丈夫です。世界の中にはそういう地域もあり、考えると自分の置かれた状況のマシさを感じます。

我が家の猫、もちはついに17歳を迎えました。もともと2歳のときに腎臓のエコー像にやや異常を認められた(しかもとても有名な先生と一緒に見た)ので、正直ここまで元気に頑張れるとは思ってませんでした。うれしいし、ありがとう、です。いろいろありますが、なんとかもうちょっと、元気でいてくれないかな、まだ私、覚悟できてないかな、と考えたりしてます。

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