もち動物病院日記

春ですね。

気温はまだまだ低いですが、陽射しや空、雲が変わってきているように思います。

春は動物病院にとっては、忙しくなる季節で、毎年のことではありますが、今から気力、体力の充実を心がけていこうと思っています。

今、ふと、私は何回、動物病院の春を経験したのかな、と思って数えてみたら、17回でした。いつの間にか結構、回数が増えているものです。これからも記録を更新していきたいと思います。

私は神奈川県にある大学の獣医学部出身なのですが、大学に入った当初は、横浜にある祖父母の家に下宿させてもらっていました。途中から大学の側のアパートに変わりましたが、そうなっても時々、泊まりに行ったりしていました。厳しくも優しい祖父母でした。

祖父は私が大学6年のときに亡くなり、祖母はつい先日亡くなりました。大学生のときはわからなかったけど、二人にたくさん甘えてきたなあ、私は本当に、世間知らずの甘ちゃんだったなあ、と今は思います。


人間到る処青山あり(じんかんいたるところせいざんあり)


昔の人のよんだ漢詩らしいですが、祖父がよく言っていました。意訳すると、どこにでも自分の力を発揮する場所はある、と言う意味です。

当時も勇気づけられたし、今でも勇気づけられてる言葉です。DSCN0629


春から、新しい生活を送る皆さん、きっと、大丈夫です。


写真は業者の方に毎年頂くぬいぐるみ。待合に飾っています。今年の春は着ぐるみ(服だけ)になるそうです。