もち動物病院日記

クロ助の憂鬱

暑い、眠い、疲れた、は人生に負けている人間の戯言である、と、とある有名人がテレビで言っていました。

だとしたら、プライベートでほぼその三言しか発しない最近の私は、完全に人生に負けています。秋になれば、少しは勝てるかもしれません。


最近の枚方の暑さは厳しいです。うちには鼻がぺちゃんこの犬(クロ助)と、鼻がぺちゃんこのネコ(もち)がいるので、この季節は大変です。(鼻がぺちゃんこ系の動物は基本的に体温調節が苦手なのです。)屋内はクーラーが効いているので涼しいですが、それでも時々憂鬱そうな顔をしています。(食欲旺盛なので気のせいかも。)


「クロ助たちって、何を毎日考えてるんやろうね。」

「お腹すいたな〜とか、眠いなあ〜とかやろ。」と家族は言うけど、本当にそうなのか?本当はもっと深く、いろんなことがわかってるんじゃないだろうか?


そんなことを考えていたら、とある患者さんが、診察中、

「うちの子、なんか全部わかってる気がする。時々、見透かされてる気がするのよね〜。」とおっしゃっていました。

「あ、なんか分かります。」

写真は最近のクロ助。早く秋になって欲しいね。DSCN0385