もち動物病院日記

泣いてる暇があったら勉強しろよ

蒸し暑い日が続きますね。

最近の我が家のゴハンはトウモロコシをラップで巻いてチンするだけのゆで(?)トウモロコシがブームです。いかに短時間でおいしいものを家族に出すか、これは私にとって永遠のテーマです。(おおげさ)

先日、学会(WJVF第4回大会)に出席してきました。

とても有意義な御講義、討論を経験させて頂きました。私より年上の女性の先生お二人(一人は元上司)が、現在も素晴らしく活躍されており、背筋の伸びる思いが致します。

今回は主に内科(内分泌、皮膚科、眼科)の学会に参加させて頂きました。

内分泌学でいえば、東京大学の大学病院では、このように糖尿病をコントロールしているという具体的な検査やそのタイミングを知ることができ、とても有意義でした。早く日本でも、動物専用のインスリンが認可されて欲しいものです。(現在はヒト用のインスリンを流用している。お役人さん、アタマを柔らかくしてくださいな。)

医学は文字通り、日進月歩。私たちは歩みをとめてはいけません。

研修医1年目、東京の病院で、検査ミスで院長先生を激怒させてしまった私。
検査室の隅でシクシク泣いていた私に、先輩獣医師が、ひとこと。

「泣いている暇があったら、勉強しろよ。」

当時の私にはキツイひとこと。

今の私には、この上なく、有り難いひとこと。

もうすぐ35の私は、簡単に泣けないけれど、

悩んでる暇があったら、勉強しよう。