もち動物病院日記

今年ももう終わりますね。

立派に(?)アラフォーになったせいなのか、月日が経つのがとても早いです。まさに、光陰矢の如し、です。

こんなにも早く時が過ぎていくので、なんだかんだ言っている間に息子たちも大人になり、私の体力も衰え、やりたかったこと、やろうとしてたことが出来ないまま終わるのかもしれません。

それはやはり、避けたいところです。「いつやるの? 今でしょ!」  (古い?)

とりあえず、2月に鳥類臨床研究会の学会に初参加してきます。東京です。東京の学会を、ずっと避けてきました。働くお母さん方、みんなそうじゃないかと思います。このたび、いろんな都合がつき、行けそうです。精一杯やってきます。

来年は今年以上に、柔軟性を持って、仕事したいです。

今年の終わりに、今年1年、一応平和に過ごせたことを、感謝します。


すっかり秋です。

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ひやっとした風を、長袖のシャツ越しに感じるこの季節が、1年の中で一番好きです。動物さんにも過ごしやすい季節です。(鳥さんはべつです!鳥さんはそろそろヒーターのご準備を!)

今更な情報かもしれませんが、ホームページが新しくなりました。とても可愛らしくなりました。作って頂いたのは、ネコちゃん2匹の飼い主さん。病院の患者さんです。さすがプロです。時間帯によって、ホームページが微妙に変化します。朝、夕方、夜と、お試しあれ。

また、写真のような立て札も作って頂きました。病院の入り口の段差でつまづかれる方が時々いらっしゃるので、ずっと気になっていたので良かったです。


これから一気に冷え込んでいきますね。私の大好きな季節はいつも一瞬で終了です。うちの看護師さんの一人も、風邪が長引いていました。人間も動物さんも、冬に向けて、体調を整えましょう!

CR導入

先日、獣医二人の悲願であったCR(コンピューテッドラジオグラフィーの略)を導入することができました。

これがあれば、レントゲン画像をより鮮明に写し出すことができ、たくさんの解析を行うこともできるため、診断の精度が上がると言っても過言ではありません。

また、コンピューター処理により現像されるので、読影までのタイムロスが大幅に減り、緊急時やオペ中などの救命率が上がるはずです。

動物病院はハードウェアよりソフトウェアが大事(機械を充実させるより、スタッフを充実させろ、という意味)は、私がお世話になった院長先生がおっしゃっていたことですが、私はやはり、両方、とても大切だと思っています。

ですので、獣医師自身も含めたスタッフの質の向上を常に念頭に置きながら、CRを駆使したいと思います。

全く関係のない話ですが、うちのクロ助、妙に真剣な顔をしていると思ったら、突然エヘッと笑う(ように見える)ことがあります。そんな時、私の心のわだかまりが溶けていくのを感じます。これはCRでも解析できない、不思議な現象です。
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看護士さん、頑張ってます!!

動物看護士という仕事は、若い人を中心に、人気があるようです。

将来に夢を持つって、素晴らしいです。精神的にも体力的にも、タフでないと務まらない仕事ですが、やってるうちに、だんだん強くなれる場合もあります。諦めないで、頑張って欲しいと思います。(上から目線ですみません。私も諦めないで頑張ります。)

そんな動物看護士の卵さん達から見れば、眩しく映るのかしら、、、うちの看護士さん、頑張ってます!
貴重なお休みに勉強して、国際救命救急協会から認定証が出ました!おめでとう!!

緊急症例に興味のある彼女。一緒に頑張りましょう!


働く犬、クロ助。

先月、どうしても輸血が必要な症例がありました。

即座に輸血しなければ、そしてその後、根本的な解決として手術しなければ、おそらく24時間は持たないであろう、、、と予測できる子でした。

時々、こういうことがあります。病院だから、当たり前です。いつも以上に、冷静な判断が要求される場面です。動物には、ヒトの血液バンクのようなものは、存在しないのが実情です。

輸血に使う、新鮮な血液は、どこから、、、あ、、クロ助!!

「タダ飯ばっかり食べてないで、たまには協力しなさいよ。終わったら、めっちゃ高級な缶詰あげるからさ。」と、私。

クロ助は、とても性格がいいヤツなので、おとなしく採血させてくれ、ご褒美もがっつり食べていました。

ありがとう、クロ助。

緊急事態であったそのワンちゃん、無事に輸血、手術を乗り越え、元気に退院。

クロ助は、命を救った。誰にでもできることでは、ないのだよ。


本当に良かったです。

クロ助くん、ひとことお願いします。

「・・・それなら毎日あのおいしい缶詰をくれよ。」

歯石が付きやすくなるから、毎日はダメです!