もち動物病院日記

祝5周年

もち動物病院ができて、まる5年が経ちました。いつも、そういう記念日を忘れてしまうのですが、今年は院長が患者さんにワインを頂きました。

「院長はお酒、飲むんですか?」と、患者さん。

「いや、あまり飲まないです。」(そこは空気読んで、飲むって言えよ。)

「だと思いました。なのでこれはほとんど祐子先生に、、、。」(きゃ♡私のことね)


私がお酒を飲む時というのは、頭の中に、イライラやぐちゃぐちゃした悩み事が渦巻いているまま、深夜に缶ビールをプシュッと開けるときぐらいで、明るい気持ちで飲むことは、ここ数年、なかった気がします。

このワインは、そんな暗い私にはもったいなすぎです。せめてもう少し、人間的に成長して、いったん考え事を机の上にでも置いておいて、リラックスできるようになったら、開けたいです。


それまで大事にとっておきます。dscn0404

もち ワクチン

明日から10月。ようやく、少し涼しくなってきました。うれしい限りです。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、、。どれも素敵です。でも、私は年中食欲があるし、読書をしない日はない(本はおそらく永遠に私の心の友でしょう)ので、この秋はやはりスポーツに挑戦!!といきたいところ。どんどん増える体重計の目盛り、、、我が家の動物たちは飼い主に似たのか、、。健康のために何か身体を動かさなきゃ、、と思っています。。


私とともに体重計の目盛り更新中のもち(ダメやん。)。本日、ワクチンでした。「男前に撮ってや」と夫(院長)に言われましたが、元が男前ではないので、いや、違った、フラッシュをたくと目をつぶるので、男前には撮れませんでした。

体重管理もしっかりして、元気なまま、長く一緒にいたいです。男前じゃなくても、大好きよ、もち。dscn0403

クロ助の憂鬱

暑い、眠い、疲れた、は人生に負けている人間の戯言である、と、とある有名人がテレビで言っていました。

だとしたら、プライベートでほぼその三言しか発しない最近の私は、完全に人生に負けています。秋になれば、少しは勝てるかもしれません。


最近の枚方の暑さは厳しいです。うちには鼻がぺちゃんこの犬(クロ助)と、鼻がぺちゃんこのネコ(もち)がいるので、この季節は大変です。(鼻がぺちゃんこ系の動物は基本的に体温調節が苦手なのです。)屋内はクーラーが効いているので涼しいですが、それでも時々憂鬱そうな顔をしています。(食欲旺盛なので気のせいかも。)


「クロ助たちって、何を毎日考えてるんやろうね。」

「お腹すいたな〜とか、眠いなあ〜とかやろ。」と家族は言うけど、本当にそうなのか?本当はもっと深く、いろんなことがわかってるんじゃないだろうか?


そんなことを考えていたら、とある患者さんが、診察中、

「うちの子、なんか全部わかってる気がする。時々、見透かされてる気がするのよね〜。」とおっしゃっていました。

「あ、なんか分かります。」

写真は最近のクロ助。早く秋になって欲しいね。DSCN0385

夏がやってきます。

だんだん空気が、ムシムシジメジメしてきました。私の嫌いな夏がやってきます。

先日、息子たちが、ゆずの「夏色」という歌を歌っていました。私がハタチくらいの青春真っ盛りの時代の歌です(私にもそんな時代がありました。)


♬駐車場のねこは あくびをしながら 今日も一日を 過ごしていく〜♪


いや、、、待てよ、、炎天下の駐車場にネコが一日いたらまずいだろ、、とハタチの私は思いもしなかったことを思いました。


獣医がこの季節恐れている疾患、熱中症。。今年はゼロだといいです。


今春は、新人の看護師も加わり、気分を新たに仕事ができています。先週はちょっとややこしいオペがあり、胃がキリキリしましたが、無事元気に退院となり、私の胃も治りました。


この夏も院長と看護師とともに、ひとつひとつ丁寧に乗り越えたいです。

シャボン玉

長らく仕事をしていると、引っ越しなどの理由で、気心の知れた患者さんとお別れすることがあります。

会えなくなるのは寂しいけれど、人生に別れは付き物です。

先日、私が何年も担当させて頂いていた患者さんとワンちゃんが、カナダに帰られました。カナダ人です。ふるさとに帰られたわけです。

そのワンちゃんは重度のアトピー性皮膚炎でした。この疾患を患者さんにご説明し、理解を頂き、治療を継続するのは、日本語でも、難しいことです。この方は、日本語が話せませんでした。私の拙い英語で、本当に伝わっているのか?と、いつも不安でした。とても熱心な患者さんで、薬用シャンプーや除去食なども、頑張って下さいました。

ここ数ヶ月、見違えるほど綺麗な皮膚になったそのワンちゃんが帰国することになったとき、患者さんにカナダのご自宅周辺は動物病院はあるのか、と尋ねました。その子には医療ケアが必須だからです。ええ、たくさんあるわ、都市部なの、と答えられました。それは良かった、と答えました。

「But….you are the best vet in the world ,I think.」(でも、、、私が思うに、あなたが世界で一番の獣医だわ。)

私はうっかり泣きそうになりました。私は世界一の獣医ではありません(当たり前だ)。第一、オリンピックじゃあるまいし、獣医に世界1も2もないのです。

私がうれしかったのは、今までちゃんと、インフォームドがとれていて、治療に納得して頂いていたんだという事実です。正直、何年も苦しんだ症例だったけど、すべてうまくいったんだ、という事実です。


あなたの息子たちに。。と、たっくさんのシャボン玉を頂きました。我が家は一生、少なくともシャボン玉には困らないでしょう。


後日、自宅前で息子たちと楽しくシャボン玉をしました。一つのシャボン玉が、隣家の屋根を超えていきました。

「あのシャボン玉、外国までいくんちゃう。」と、ロマンチックな我が息子。

「それは無理やな。」現実的な母。

カナダはあまりにも遠く、シャボン玉が届かないばかりか、私が足を踏み入れることもおそらく一生ないでしょう。それでいいのです。私の挑戦は、中宮東之町で続きます。

写真は頂いたシャボン玉。ごく一部です。DSCN0329